[Virtualmin] fail2banで不正アクセス遮断
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目的
virtualminをインストールするとデフォルトで有効になるfail2banですが、設定がゆるいのでBANしてもすぐに復活してきます。 最低1日はBANするように設定を見直します。
環境
- CentOS 7.4
- Virtuamin インストール済み
デフォルト設定
/etc/fail2ban/jail.conf
bantime = 600
findtime = 600
maxretry = 5
この設定の意味は、
- bantime ・・・ アクセスを遮断する時間(秒)。
- findtime ・・・ この時間(秒)内にmaxretry回リトライされたらBANするか。
- maxretry ・・・ リトライ回数の閾値。
BANされても10分後にはアクセス可能になるのですぐに復活します。。
変更後
/etc/fail2ban/jail.local
※ 既存設定を上書きする場合は「jail.local」に記載します。
[DEFAULT]
bantime = 86400
findtime = 1800
maxretry = 5
# ついでにBAN時にメール送信
[ACTIONS]
destmail=送信先メールアドレス
sender=送信者のアドレス
設定を変更したらfail2banをリスタート
sudo systemctl restart fail2ban
以上です。 正常に動作しているかは、BANのリストやログを確認しましょう。
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