さくらのVPSでGmailの迷惑メールに振り分けされないようにする
サーバ構築後に何の対策もしないと、迷惑メールにもれなく振り分けられます。
Gmail以外のサービスも迷惑メールになる可能性が高いです。
環境
- CentOS 7.4
- Postfix
前提条件
Postfixの初期設定は終わっており、メール送信できる状態です。
設定例
ホスト: sv.example.com
サーバのグローバルIP: 10.0.0.2
DNSにSPFレコードを追加
SPFレコードを設定します。
example.com. 3600 IN TXT "v=spf1 +ip4:10.0.0.2/24 ~all"
逆引き設定
さくらのVPSではデフォルトのホスト名に対しての逆引き設定がデフォルトとなっているので、ホスト名を変更します。
- さくらのVPSコントロールパネルにログイン
-
設定したいサーバを選択後、右上の各種設定から「ホスト名逆引き登録」を選択
-
ホスト名を変更
設定確認
受信したメールのヘッダが以下のようになってればOK
spf=passがきも
Received-SPF: pass (google.com: best guess record for domain of hoge@sv.example.com designates 10.0.0.2 as permitted sender) client-ip=xxx.xxx.xxx.xxx;
Authentication-Results: mx.google.com;
spf=pass (google.com: best guess record for domain of hoge@sv.example.com designates 10.0.0.2 as permitted sender)
以上です。
前はDKIMまで設定しないとダメだったけど今は大丈夫なのか、私の環境はこれだけで迷惑メールにならなくなりました。後でもうちょっと調べてみるか。
※ DKIMも導入した方が確実です。 必要であれば今度記事にするかな。。
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